ハーレーでひき逃げ のニュースから見えてくること
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11月13日にハーレーダビットソンのバイクでひき逃げ事件を起こしたとして、45歳の男性が逮捕されました。

大型バイク「ハーレーダビッドソン」で歩行者をひき逃げした疑いで、45歳の男が逮捕された。内装工の桑山太一容疑者(45)は11月13日未明、東京・江戸川区の環状七号線を1,200ccのハーレーで走行中、歩いて横断していた27歳の男性をひき逃げした疑いが持たれている。男性は、すねを折るなどの重傷。桑山容疑者は、事件後、衝突で変形したエンジンガードを外して、自宅に隠していた。調べに対して、「怖くなり、現実から目をそらした」と容疑を認めている。

出典: Fuji News Network  : fnn-news.com/

この事故をもとに、事故と保険、そしてハーレーと事故について考えてみたいと思います。

 

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ハーレーの特徴

ハーレーダビッドソンに乗ると、「アメリカのバイクだなあ」と強く感じます。

どこまでも続く荒野の一本道を疾走する為に生まれたバイクなので、曲がり易さよりも、安定して直進することを重視した構造になっています。

加えて走行時安定性の向上とアメリカ人好みのイメージを得るため、車体が大きく作られています。

その結果バイクが重くなり、急停止がし難くなっています。

乗る方はその点を十分に理解して乗る必要があるのです。この性能を理解していないと、急な回避行動を余儀なくされ、今回のような事故を起こしやすくなります。

 

事故後の対応

今回の事故で最も問題であったのは、事故後に逃げてしまったことです。

これだけは決して行ってはいけません。

逃げると罪が重くなるということではなく、その場ですぐに対処すれば助かった命が助からなくなる可能性があるからです。

改めて事故を起こした場合の対応を考えてみましょう。

手順は以下のように進めます。

  1. 救急に連絡を取る
  2. けが人を増やさない、ケガを悪化させない対応を取る
  3. 警察に連絡を取る
  4. 現場の記録を取る・保険に関する手続きを取る

 

1.救急に連絡を取る

先ずは救急に連絡します。

救急車が消防署を出てから現場に着くまでに全国平均で6分、東京都では7分30秒かかります。

通報時間を含めると10分くらいはかかると見ていいでしょう。

ケガの状態を見極めるのは出動要請後、救急車が現場に着くまでに行います。

 

2.けが人を増やさない、悪化させない措置

次にけが人の措置を取ります。けが人が動けるなら安全な場所に移しても良いのですが、頭部を強打している場合には、むやみに動かすことで重症化する恐れがあります

119番のオペレーターに状況を説明し、指示に従いましょう。

バイクを道路わきに止めます。決して車道に置いてはいけません。

車道に置くとその他の車の衝突など、二次被害を起こしてケガ人を増やす可能性があるためです。

 

3.警察に連絡を取る

被害者への一時対応が終わり、二次被害が防げる状態になったら警察へ連絡します。

 

4.現場の記録を取る・保険に関する手続きを取る

この2つはその後の手続きを円滑に進めるためものです。

何れを優先すべきかの判断は中々難しいのですが、出来る限りの対処をします。

 

記録を取る

記録ですが後々に事故の責任がどちらにあるか(どちらの方が重いか)を決めるうえで重要な要素になります。

警察も記録は取りますが、十分ではない場合や現実と違ったケースも過去に多く起きています。

そのような事態となった場合、自分で記録を持っているのと持っていないのでは雲泥の差ですので、出来る限り写真などの記録を残してください

車両の状態はもちろんですが、ブレーキ痕や周囲の状況なども重要な要素です。

また、事故時に付けていた洋服やヘルメット、靴などは後々重要な証拠となるので、捨ててしまわないようにします。

 

保険会社に連絡を取る

保険会社への連絡も現場から行った方が、その後の対応に必要な確認事項知るうえで良いでしょう。

尚、事故の判断(どちらが悪いなどの判断)は現場で行ってはいけません

その判断は警察の検証をもとに保険会社が対応する範囲です。

しかし相手を傷つけているのは事実ですので、人として誠心誠意対応するのが当然です。

具体的には「私が悪いんです」と言うのではなく、「ごめんなさい。大丈夫ですか?すぐ救急車が来ますからね。頭を打ったりしてませんか?」等の気遣いと対応が必要ということです。

 

参考記事 :バイク事故は4割減らせる! バイク事故の主な原因

 

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ハーレーを安全に乗る

ハーレーはその歴史もバイクのスタイルも、唯一無二と言って良い魅力あるバイクです。

しかしハーレーの事故回避性能は低いと言っていいでしょう。

乗りこなすには相応のスキルと注意力を要するバイクです。

バイクのライディングスキルを磨くスクールはあちらこちらで開催されています。

私も警察が主催しているライディングスクールに何度か参加し、その時に教えていただいたことを日々繰り返すことで、公道での急停止や危険回避がある程度できるようになってきていますが、ハーレーであのスクールに参加するかと聞かれたら、まず参加しません。

スクールの内容が急制動やクランク、八の字などハーレーではかなり難易度が高い内容だからです。

ハーレーを愛好する方は、ハーレー専用のスキルを磨く必要があります。

ハーレーに特化したライディングスクールもありますし、ハーレー専門の教本などを用いてノウハウを蓄積しても良いでしょう。

参考までにハーレーの教本へのリンクを貼っておきます。

ハーレーは年をとってもかっこよく乗れるバイクですので、早い段階で手足のように扱える技量を備えて頂きたいと思います。

これらの教本を見ただけで運転技術が向上することはありませんが、見た内容をバイクに乗るたびに心がけ、意識することで技術は格段に上達します。

何気なくバイクに乗るのではなく意識を持って乗ることで、目的地への目的地への道のりも今まで以上に意味のある楽しいものになるはずです。

イージーライダーのピーターフォンダのようにチョッパーを悠々とUターン出来たら最高ですよね。

是非そのようなライダーになっていただき、事故無いバイクライフを永く楽しんで下さい。

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