ロードサービスと保険は分けて考えた方が、自分に合った保険会社が見つけ易くなります。また、お金の面でもお得になることが有ります。
そもそも保険とロードサービスには何の関係もなく、保険販売用の“おまけ”として付けられているものです。
保険に良いロードサービスが付いているなら、それはそれで良いのですが、ロードサービスを重視して保険を選んでしまうのは本末転倒です。
多くの保険会社がロードサービスの充実度を前面に出して宣伝しているので、自分では保険を選んでいるつもりが、気付いたらロードサービスを選んでいたりすることもあるでしょう。
このような事態を避けるためにも、保険とロードサービスは意識的に分けて検討したほうが良いでしょう。
クレジットカードに付いているバイク用のロードサービス
ロードサービスが付いているクレジットカードが多数出ています。
特にガソリンスタンドや道路公団などが出しているカードにはガソリン代が安くなったり、高速料金の還元が有るなど良い条件の物が多くあります。
ですが、ロードサービス付きカードのほとんどはバイクが対象外となっているので、注意してください。
バイクまでカバーしてくれる数少ないカードが、全国オートバイ協同組合連合会が出している「JACCS CLUB AJカード」です。ロードサービス目当てに、このカードを持ってみてはどうでしょう。
無料レッカー距離が50kmまで付いている、現場での応急処置を行ってくれるなど、サービス内容は保険に付帯しているロードサービスとほぼ同じです。
またバイクだけでなく自動車、レンタカー、同乗していた友人の車に対してもロードサービスが使えます。
このカードは2年目からは2,000円の年会費が掛かりますが、ロードサービスの年会費としては格安ですし、カードを10万円以上使えば、2年目以降も年会費無料となります。
10万円と聞くと高く感じますが、月々の携帯電話の支払いをこのカードで行うだけで、年間10万円をクリアしてしまう方も多いのではないでしょうか。
ロードサービスに特化した「ずっとライドクラブ」
バイク用のロードサービスに特化した商品を展開しているのがずっとライドクラブです。
保険会社のロードサービスでは不十分と感じる場合には、良い選択肢になります。
レッカー移動が距離に関わらず無料になる、レッカー移動時の高速料金の負担が無くなるなど、保険会社付帯のロードサービスより良い内容になっています。
盗難補償も付けられるので、1ランク上のサービスを求めている方にはピッタリの選択になるはずです。
詳しくはこのバナーからご確認ください。
ロードサービスに捕らわれない保険選びを
ロードサービスは万が一の時に大変心強いサービスですので、軽視してよいものではありません。
ですが、保険で最も重要なのは、事故の後に行われる補償や示談への対応です。
先ず補償内容の検討をし、十分な補償が得られる保険が見つかったら、最後にロードサービスの内容を確認しましょう。
もしロードサービスに不足を感じるなら、上記のように他で手配しましょう。
ロードサービスが良いからと言って、補償内容が自分に合わない保険会社に鞍替えするようなことは、決して行ってはいけません。