記名被保険者(きめいひほけんしゃ)は保険契約上のバイクのライダーのことです。
必ずしもバイクの保有者ではありません。
親が自分名義でバイクを買い、子供が乗る(親は乗らない)ならば記名被保険者は子供です。
記名被保険者が誰であるかは、保険契約時に極めて重要な事項です。
いくらバイク保険を申し込んでも、記名被保険者が正しく設定されていないと、事故の時に補償されません。
例えば、バイクに乗るのは子供なのに、バイクの名義が親であるからと、記名被保険者を親とし、更に保険料が下がるからと、運転者限定特約を付けると、保険対象は親のみとなり、子供は補償対象とはなりません。
私のサイトを読んでいただいている方であれば、このような間違いはされないと思いますが、保険契約の際にはくれぐれもご注意ください。
因みに記名被保険者は保険契約期間中に変更することが出来ます。
新たにバイクに乗る方が出てきた場合には、必ず見直して頂きたいと思います。