車検は正式には自動車検査登録制度と言います。
文字通り、自動車を検査し登録する制度です。
検査は公道を走るうえで、必要とされる安全性を備えているかどうかが確認されます。
そのため検査事項は「安全に走るか」と言う視点で行われます。「快適に走るか」ではありません。
例えば、最高速度がどれくらい出るかとか、エンジンがきちんとかかるか、というような事柄は検査されず、キチンとブレーキが効くか、ウィンカーは動くか、スピードメーターの表示は正確かと言うような事項が検査対象となっています。
いくらバイクの調子が悪くても、古くても、安全性に問題が無ければ車検は通ります。
この点をよくよく理解していないと、「車検を通したばかりなのに、直ぐに壊れた」という的外れな不満を持ってしまいますので、十分に理解しておきましょう。
バイクは250cc以上になると車検が必要となります。
車検に合格していない車両は「走る凶器」とみなされ、公道では乗る事が出来ません。
(サーキット内や空き地など、公道でなければ乗れます)