通知義務(つうちぎむ)とは保険の契約に影響がある事項で、加入者から保険会社に伝えないといけない事項のことを言います。
通知すべき事柄を通知しないと、事故などが有った時に、保険金が下りない場合が有ります。
保険は継続しているのに、保険金が出なければ、全く意味が有りませんので、通知義務として定められた事項は必ず保険会社に知らせましょう。
通知義務として定められている事項には次のようなものが有ります。
- バイクの乗り換え・追加
- ライダーが増えた(家族と共有するようになったとか)、ライダーが変わった
- 住所が変わった
これ以外にも通知事項は有ります。
保険会社にとっても重要な事項なので、契約後の「しおり」などにも明確に・分かり易く説明が記されています。
書類を受け取ったら、必ず確認しておいてください。
通知義務義務と似た言葉に告知義務(こくちぎむ)があります。
通知義務と告知義務、どちらも保険会社に伝えないといけないことなのですが、告知義務は保険会社が質問してきて、それに答えるもの、通知義務は保険会社が「こういうことがあったら教えて下さいね」と予め言っておき、その事象が発生したら保険加入者が自主的に保険会社に伝える事項です。
告知義務は保険会社が聞いてくれるので、伝え忘れることは無いのですが、通知義務は保険会社から確認されることは無いので、変更が有った際には自分から、忘れずに保険会社に知らせましょう。