バイク用の車両保険は必要か
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バイクに車両保険は必要でしょうか?

車両保険は車両の破損と盗難に備えるための保険です。

バイクの車両保険は大きく分けて【バイク任意保険に特約として付ける】【バイク販売店の車両保険を使う】【バイク車両保険専門会社に依頼する】という3つの方法があります。

いずれの方法でも自動車の車両保険とは補償内容がかなり違います。特に盗難補償は選ぶことすらできないケースが殆どです。

バイクの車両保険を検討するなら、先ずはその補償範囲を正確に把握しましょう。

保障範囲が把握できなければ、車両保険が必要かどうかの判断も出来ません。

この記事ではバイク任意保険の特約として車両保険を契約する場合、販売店の車両保険を使う場合、バイク車両保険専門会社に依頼する場合の補償内容を記載しています。

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任意保険の特約としてバイクの車両保険を付ける

車両保険を手配する方法として、まず考えられるのは、任意保険の特約として車両保険を付けることです。

ですが、その補償内容は保険会社によってかなり異なります。

特に盗難補償を付けられる保険会社は、日新海上が提供している「おとなのためのバイク保険」しかありません。

チューリッヒと共栄火災も盗難時の補償として一時金の支給を行いますが、これを加えても9社中3社しか車両保険を付けられません。

<バイク車両保険の会社別補償内容>

図をクリックすると別ウィンドウで開きます

上記の図では破損補償を2つに分けています。

「車対車」とは相手がいる事故での破損で、相手が判明しているときのみ保険が支払われるというものです。例えば当て逃げは相手が判明しないので補償対象とはなりません。

一方で「自損」とは相手が判明しない事故だけではなく、電柱への衝突など、相手がいない事故まで補償します。

自動車と違ってバイクの場合には車両保険を希望した途端に、検討できる保険会社が絞り込まれてしまいます。

言うまでもありませんが、保険で最も大切なのは、人の被害への対応ですから、先ずはその点を検討しなければなりません。

車両保険を優先した結果、人的対応に秀でた保険会社が検討の土台に乗らないということがあってはならないのです。

バイク任意保険の特約として車両保険を選ぶなら、先ずは車両保険を考えずに保険会社を選んで下さい。「車両保険が付けられたらラッキー」位に考えて検討することをお勧めします。

 

バイク販売店の提供する車両保険を使う

バイクに車両保険を付ける方法として、バイク販売店が独自に提供している車両保険を使う事も出来ます。

主なバイク販売店の車両保険をご紹介します。

その他のメーカーの販売店でも車両保険を提供をしている場合がありますので、購入前にスタッフに聞いておいた方が良いでしょう。

多くの場合、購入時しか申し込みが出来なくなっていますので、加入を希望するなら購入前に相談して下さい。

中古車販売の大手、レッドバロンでも購入者への盗難補償を行っています

メーカー直系の盗難補償の殆どは新車にしか付けられませんが、レッドバロンは中古車もカバーします。

レッドバロンの盗難保険

車両保険を選択する場合には、任意保険の特約として契約するよりも、これらの購入時特典を用いることをお勧めします。

保険選びを制限する事も無く、価格的にもメリットを生むか場合が多いからです。

 

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任意保険の特約と販売店のオプション、どちらも使えない場合

今まで見たように、バイク車両保険の選択肢はとても少なく、殆どの場合には次のような条件が付きます。

  • 任意保険の契約が必要
  • 新規購入者にしか提供できない
  • 車かバイクが相手の事故の破損でないと補償できない(自損事故は対象外)

但し、このような条件無しに車両保険を付けられる会社が2社あります

次にこの2社の補償内容を見てみます。

 

【ずっとライドクラブ】と【みんなのバイク保険】

車両保険だけを契約できるのは「ずっとライドクラブ」と「みんなのバイク保険」の2社です。

どちらの会社もネット上ですぐに保険料が算定できます。

メールアドレスなど含めて、個人情報を一切記載せずに見積もりが取れるのは大変ありがたいです。

任意保険会社も同じようにできないものでしょうかね。

 

ずっとライドクラブとみんなのバイク保険の違い

ずっとライドクラブとみんなのバイク保険は提供している保障に決定的な違いが有ります。

  • ずっとライドクラブ : 盗難補償、ロードサービス
  • みんなのバイク保険 : 事故による車両の破損、盗難補償 

つまり「ずっとライドクラブ」は破損が補償対象外で、「みんなのバイク保険」はロードサービスが付きません

 

ずっとライドクラブとみんなのバイク保険の比較

両社の保険料の見積もりを取ってみました。

みんなのバイク保険

みんなのバイク保険は、損害補償の金額と、盗難補償の有無が選べます(但し、全損の補償は外せません)。

その為、全損と盗難に絞り込むなど、あなたの希望に沿ったプランを組めるようになっています。

 

ずっとライドクラブ

みんなのバイク保険と同じ車両の見積もり結果です。

盗難補償の金額を、バイク購入費全額までカバーするか、少し減額した金額とするかで価格が変わります。

またロードサービスは無料レッカーサービスの距離が選べるようになっています。

盗難補償だけ契約したり、ロードサービスだけを選んだりすることも出来ます。

 

バイクの盗難補償は必要か

両社の見積もりを見ても分かりますが、バイクの車両保険は決して安くありません。

特に破損を補償に加えると、保険金額はかなり高くなります。

また、破損補償を受けるときには、警察の証明書が必要となることも考慮したほうが良いでしょう。

日々バイクに乗っていて「ヒヤッとする瞬間」が多いなら、破損まで保険対象に加えて良いのではないかと思います。

それ以外の方については、破損した場合には自己負担で直すと決めて、保険料分のお金を貯金しておいた方が良いように感じます。

盗難補償については、あなたが住む地域で盗難の発生率が高いなら、検討に値します。

近所で乗り捨てられたバイクを見かけるなら、間違いなく盗難頻発地域ですので、盗難補償は積極的に考えた方が良いでしょう。

 

破損を補償するかどうかで選ぶのが正解

これまでの比較で明らかなように、バイクの車両保険は会社によって方向性が違います。

車両保険を希望するなら、先ずは販売店の補償を検討してください。

販売店での補償が得られない場合には、任意保険の特約を検討しましょう。但し先ずは人的保障で保険会社を選び、「車両保険が付いていたらラッキー」と考えての検討を行ってください。

それでもダメなら、「みんなのバイク保険」と「ずっとライドクラブ」を検討することをお勧めします。

バイクの損害を補償に含めたいなら「みんなのバイク保険を選択し、盗難補償のみでよい場合には「ずっとライドクラブを選択するのが良いでしょう。

また、バイクの保管場所についても考慮する必要が有りそうです。

人通りが少なく、軽トラックなどが横付け出来るような場所に保管せざるを得ないような場合には、盗難保険は重要な選択肢になるでしょう。

自宅の敷地内など、盗難防止策が取り易い場所の場合には、盗難保険に加入するよりも、防犯対策にお金をかけた方が安上がりとなる可能性があります。

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