バイク免許の種類と選び方 ~ 「バイクにどう乗りたいか」から免許を選ぶ
スポンサーリンク

自動車免許は一般的に「オートマ限定」か「普通」の2種類ですが、バイクの免許は全部で7種類もあります

どの免許が自分に良いのか迷いますが、「どのようにバイクを使いたいか」が決まれば、免許の種類は自ずと決まります。

「バイクの免許が欲しい。でも種類が多くてどの免許が良いのかわからない。」という方は先ず「どのようにバイクを使いたいか」を考えてみて下さい

 

スポンサーリンク

バイクの免許の種類

先ずバイク免許の種類を簡単な表にしてみました。

どの免許で何ができるのかを見て下さい。

<<クリックで拡大します>>

自動車の場合、取得する免許の種類によって「他の人を乗せてはいけない」とか「高速道路に乗ってはダメ」のような差は無いのですが、バイクの場合には免許の種類によって出来ることが変わります

「恋人と二人乗りをしたい」なら原付免許では役に立ちませんし、「遠くまで旅行に行きたい」なら、高速道路に乗れる「普通二輪免許」か「大型二輪」が使いやすいなど、バイクに乗る目的から免許の種類を選ぶ必要が有るのです。

 

バイクにどのように乗りたいか

バイク免許の種類を選ぶときには、「買い物に使う」「通学に使う」などの使い方だけでなく、「バイクにどんな風に乗りたいか」が大切です。

例えば「転ぶとかの心配は極力避け、スピードは控えめに気楽に乗りたい」とか「高速道路を疾走したい」「くねくねした道を自由に走り抜けるような爽快感を味わいたい」などです。

この部分を簡単に表にするとこのようになります。

<<クリックで拡大します>>

この部分は人によって考え方が千差万別なので、必ずしもこの表のようになるわけではありません。

しかしこの記事を読まれてる方は、これから免許を取る方だと思いますので、一先ずこの表のように考えて下さい。

 

スポンサーリンク

バイク免許の種類が変わると、かかるお金はどう変わる

なんでもそうですが、バイクも安くしようと思えば幾らでも安くなります。

またバイクの維持にかかる費用も調整が出来ます。

しかし安くならないものが有ります。保険や車検です。保険屋車検は自分ではあまり調整が出来ません。

免許の違いによる保険や車検の種類は、このようになっています。

 

<<クリックで拡大します>>

免許の種類と、車両(排気量)に伴う車検の種類が一致しないのは何故なんでしょうね。

とても不思議な現象と思いますが、きまりなのでしょうがないです。

 

任意保険料の目安については以下ページをご参照ください。

バイク保険の相場:20歳以下 20歳~25歳 26歳~29歳 30歳以上

自賠責保険の目安については、こちらをご参照ください。

2018年4月以降に加入する自賠責保険の早見表

 

自分に適した免許はどう決める?

このように「排気量」「維持費」「どのような使い方をしたいか?」など、自動車に比べてかなり多くの要素からバイク免許の種類を選ぶことになります。

 

これまで説明した区分を頭に入れたうえで、自分がどのようにバイクを使いたいのかを良く考えて免許の種類を選ぶと良いでしょう。

 

参考までに、用途別のおすすめ免許を記します。

 

 

近距離の通勤・通学・近所の買い物だけなら原付免許がおすすめ

近距離であれば、制限速度30kmの原付でも苦にはならないと思います。

ただし若い方だと自転車でも30kmは出せますから、時間短縮にはならないかもしれません。

原付はペーパーテストだけで免許が取れる大変手軽な免許ですが、自賠責保険への加入など、法的義務は他のバイクと同じように生じます。

歩行者や自転車相手の交通事故の場合には、自動車と同じように加害者になり、自動車と同じ責任を負いますので、任意保険ファミリーバイク特約など、万が一に備えた対策も必要になることを忘れないでください。

 

学科だけで免許が得られるということは、運転する訓練は何もしないで公道を走るということです。

考えようによっては最も危険な免許ですので、その点はくれぐれも忘れないでください。

私は原付しか乗る可能性がない方でも、1つ上の小型限定を教習所で取得して、バイクの特性や自動車から見た時の死角などを学んだ方が良いと考えています。

 

離れた場所への通勤・通学ならオートマ小型限定

オートマ小型限定スクーターの手軽さと、自動車と同じ速度で走れる機動性の両方を備えています

また、燃費が良い、荷物を積めるスペースが有るなど、通勤・通学の利便性を意識したつくりの車両も多く販売されています。

住宅街などの狭い道も自動車に比べて自由に走れますので、これ以上の通勤交通手段は無いでしょう

 

実用だけではなく、趣味でバイクに乗りたいなら

このあたりから、免許種類の選択肢が増えます。

趣味で乗る時間が半日~1日くらいであれば、オートマ普通二輪小型限定を選び125ccのバイクに乗るか、普通自動二輪を取って250ccクラスのバイクを選ぶといいでしょう。

このクラスの車両は軽く、扱いやすいことに加え、高速以外なら自動車の流れにも容易に乗れますので、ストレスなくバイクを楽しめます。

また、近年は125cc~250ccクラスに多くのニューモデルが出てきています。

選べるバイクもかなり増えてきますので、選ぶ楽しみも味わえます。

普通自動二輪免許はカッコ悪い?

時々250ccなどの軽量級車両を下に見るライダーがいます。

特に大型バイクに乗った中年以上のライダーに多いようです。

「250はカッコ悪いのかな?」と不安を感じる方が時々いますが、そんなことは全くありません。

250は軽いうえに適度なパワーがあるため、自分の思い通りに扱える「最も楽しめるバイク」です。

排気量だけでバイクを判断するのは、バイクをルックスでしか見れない方なので、ほっときましょう。

気にすることはありません。

 

加速力は不足する

このクラスの弱点は加速力です。

市街地での使用には全く支障ありませんが、高速道路で他車を追い抜く時などの急加速が苦手です。

もしその点が不満なら、400cc以上を選んだ方が良いでしょう。

 

趣味の要素の方が強い・泊まりの長距離もありならば

高速道路の使用が見込めるなら、普通自動二輪を取得し、400ccクラスに乗るか、オートマ限定大型二輪を取得すると良いでしょう。

そうすれば高速でパワー不足を感じることはほぼ無くなります

但しこのクラスになると、市街地などでは少し持て余す場面も出てきます。車両が重くなり低速走行が難しくなるためです。

重さへの対処は慣れと練習で解決可能なのですが、逆に言えばある程度の実地訓練が必要ということです。

慣れるまではヒヤッとすることも有りますので、バイクに相応の熱意と思い入れがないと、バイクに乗ることが苦痛になってしまいます。

このクラスに慣れれば、自ずとより軽いクラスのバイクも自由に扱えるようになるので、さらに楽しいバイクライフが待っているのですが、そこまで必要とするかどうかは人によって違います。

250ccと400cc どちらを選べばよい?

普通免許の場合、250と400のどちらを選ぶか、悩むと思います(その悩みも楽しみの一つなのですけどね)。

悩んだら、このように選んでみて下さい。

教習所の普通免許教習では400cc(オートマなら650cc)を使います。

もし教習所で技術の上達を楽しめるなら、最初のバイクに400cc(ATなら650cc)を選んでも良いでしょう。

逆に教習を苦痛に感じてしまい、何とか卒業したような状態なら、少し排気量を下げて250ccなどの軽い車両から始めればよいのです。

車両を軽くすれば、教習所での苦労が嘘のようにバイクを扱れている自分に出会えるはずです。

結論を急ぐ必要はありません。

 

色々なバイクに乗りたいなら大型二輪

大型免許を持つ最大の魅力は「乗りたいと思ったバイクは全部乗れる」ことです。

 

バイクのパワーや性能から判断すれば、普通自動二輪かオートマ限定大型二輪で十分です。400ccクラスのバイクのパワーや性能をフルに使いこなせる方はあまりいません。

しかし大型二輪を取ると、選べるバイクの種類が飛躍的に増えます。大型二輪免許を取得する最大のメリットはここに有ります。

たくさんのバイクに乗りたいと思うなら、是非大型二輪にチャレンジして下さい。「日本で売っている全てのバイクに乗れる」というのは大変楽しいものです。

最初から大型バイクに乗っても良いか?

もちろん最初から大型に乗ることも出来ますが、私個人としては次のどれかに該当する方以外にはあまりお勧めしません。

1.どうしても乗りたいバイクが大型である

2.体が大きく力が有る

3.すでに大型バイクを買ってしまった

それ以外の場合には、まず400ccクラスに乗ってみた方が良いです。

400ccの車両の重さとバイクの特性に慣れてしまえば、大型二輪への乗り換えは、そんなに敷居の高いものではありません。

先ずは400ccクラスで、少なくとも5,000~8,000km位は乗ってみてから大型にシフトする方が良いです。

最初のバイクはほぼ確実に倒して傷つけます。

その点からも先ずは手軽に初めて、徐々にステップアップするのがお勧めです。

 

関連記事 : バイク教習所の選び方

最初のバイクの選び方

バイク保険