超初心者のためのバイク上達法
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カーブ、エンスト、下り坂・・、バイク初心者には特有の悩みが有ります。

このような不安を乗り越えるには、ちょっとした気づきが必要です。

乗り越えてしまえば、大したことではないのですが、私も乗り越えるまでは本当に怖くて、心配で、ツーリングから帰ってくるとゲッソリしてました。

実体験をもとに、乗り越えるためのヒントをご紹介します。

是非参考にして下さい。

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あれっ?! カーブが曲がり切れない!

一番最初に慣れないといけないのは、カーブへの対応です。

カーブで曲がり切れないということは、対向車線にはみ出すか、ガードレールに激突するということなので、キチンと曲がれるかどうかというのは、命がけの問題なのです。

ポイントは3つです。ちょっとだけ勇気があれば、直ぐに乗り越えられます。

1.いくら怖くても、ぶつかりそうな場所を見ない
2.目線は常に「カーブの一番先」
3.フロントブレーキは絶対にかけない

これらを1つずつ説明します。

 

いくら怖くても、ぶつかりそうな場所を見ない

先ずは「カーブの前でしっかり減速」しましょう。

本来減速すれば曲がれるのですが、初心者のうちは減速しても曲がりきれないことがあります。

では「曲がれない!ぶつかりそう!」と感じた時にはどうすれば良いのでしょうか。

例えば、このようなカーブです。

ぶつかりそう!と怖くなった時、カーブはこのように見えていると思います。


この時、初心者のうちは「ぶつかりそうな場所」を見てしまいます。
赤丸の部分です。

バイクは不思議な乗り物で、「あそこにぶつかりそう」と見てしまうと、そこに向かって進みます

ですから絶対に赤丸の場所を見てはいけません。

怖いけど我慢しましょう。

 

目線は常に「カーブの一番先」

それでは、どこを見れば良いのでしょうか?

カーブの時に見る場所は青丸の部分です。


バイクが進むに合わせて、青い楕円の左から右に向かって、矢印の方向に視線を移していきます。

出来れば顔も一緒に向けましょう。 そうすればバイクはきちんと曲がってくれます。

「ぶつかりそう」と思ったら思い切って顔を青丸の方向に向けて下さい。

最初は赤丸の場所から視線を外すのが怖いはずです。

ですが、そこは「おりゃー!、曲がれーっ!」と攻めの気持ちになって乗り越えましょう。

ちょっとだけ勇気をもって視線を青丸側に移せば、赤丸の場所にぶつかることはありません

バイクはスムースに曲がっていきます。

この視線を真似しましょう

 

フロントブレーキは絶対に掛けない

これもちょっとだけ勇気が必要です。

バイクはフロントブレーキをかけると直進するという特性を持っています。

そのため、カーブの途中でフロントブレーキを使うと、ほぼ曲がれません

いったん曲がり始めたら、いくら怖くてもフロントブレーキは使わない。絶対にリアブレーキだけです

これはしっかりと覚えておき、とっさの時に思い出せるようにしておきましょう。

ちなみにリアブレーキを力強く掛けると後輪がスリップすることも覚えておきましょう。リアブレーキは「じわっと」かけるようにします。

 

こわっ! フロントブレーキが使えない

2つ目のポイントは停止動作です。

最初のころは、転倒が怖くてフロントブレーキが使えないか、使えても少しだけになってしまいます。

でもバイクを停止させるのはフロントブレーキです。フロントブレーキが使えないということは、バイクを止められないということです。

もともとリアブレーキはバイクを止めるというよりも、減速と車体安定のために使います。

つまり、先ずリアブレーキで減速と車体安定を行い、その後にフロントブレーキで停止するのです。

そうすれば、よっぽどのことがない限り転倒はしません。

もしそれで転倒しそうになるなら、それはブレーキのせいではなく、停止時に車体が傾いている為なので、停止時の姿勢に注意しましょう。

 

フロントブレーキが使えない問題の解決は簡単です。

リアブレーキだけで止まっているなら、減速と車体安定は出来ているのです。

後はフロントブレーキを使ってあげるだけです。

信号で止まる時に、先ずリアブレーキを踏み、そのあと直ぐにフロントブレーキをじわっと(ここ重要)かけていくようにしましょう。

最初のうちは「じわっと」の感覚が分からないと思いますが、信号の度に繰り返せばだんだんと分かってきます。

これを意識しながら、知っている道を半日くらい走り回ってみましょう。

繰り返しているうちに、少しづつ出来るようになってくるはずです。

 

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エンストか爆音か、、発進が苦手

次は発進です。

発進のたびにエンストか、アクセルを回し過ぎて爆音となると、素人っぽさ丸出しで、結構恥ずかしいですよね。私もヘルメットで顔が見えないことを救いと感じたことが何度もあります。

この解決方法は2つです。

1.エンジンが繋がる場所をきちんと確認する
2.エンストしそうになったら、クラッチではなくアクセルで解決する

この2点を順に説明します。

 

エンジンが繋がる場所をきちんと確認する

先ずはエンジンが繋がる場所をきちんと確認しましょう。なんとなく知っている、ではダメです。キチンと確認しましょう。

確認はバイクを停めた状態で行います。

バイクに跨りエンジンをかけ、ギアを一速に入れてリアブレーキを踏みます。

左足は地面につけたままでOKです。

その状態で、クラッチを少しずつ緩めていきます。

アクセル操作は不要です。

 

そうするとどこかのタイミングで、車体に少しだけ力が加わるのが分かるはずです。

その場所が分かったらクラッチを握ります。

これを何回か繰り返してください。

車体に力が加わる場所を覚えましょう

エンストしてしまうなら、クラッチを緩めすぎです。

車体に少し力がかかるけど、エンジンは止まらない場所を確認してください

多分、5分も練習すれば「ここかな?」と感じられると思います。

 

本来、発進の操作は次の順番で行います。

1.クラッチを緩める
2.車体に動力が加わったら、アクセルを回す。クラッチはそのまま緩め続ける
3.リアブレーキを離す
4.発進

    (このうち2~4はほぼ同時の操作です)

しかし最初のころはこのような順番になってしまいます。

1.アクセルを回す
2.クラッチを緩める
3.車体に動力が加わる
4.発進
(リアブレーキの出番は無し)

最初にアクセルを開けてしまうと当然エンジン音は大きくなります。また、クラッチをつないだ時も、高い回転数で動力が繋がってしまうので、制御しにくい急発進になってしまうのです。

理想的な発進は、まずクラッチが繋がるぎりぎりのところまで、クラッチレバーを緩めて、繋がると同時にエンジンの動力を上げていくのです。

 

最初はリアブレーキは気にしなくてよいので、

1.クラッチを緩める
2.車体に動力が加わったら、アクセルを回す。クラッチはそのまま緩め続ける。

の順番を意識してください。

 

エンストしそうになったら、クラッチではなくアクセルで解決する

「クラッチが繋がるのはここかな?」と思えるようになったら、その後は発進の度にこの操作を繰り返します。

1.クラッチを緩める
2.車体に動力が加わったら、アクセルを回す。クラッチはそのまま緩め続ける

の操作です。

 

発信の度にこの操作を行と何度もエンストすると思います。私もそうでした。

少し恥ずかしいですが、めげてはいけません。繰り返しましょう。

その時に注意して欲しいことが有ります。

エンストしそうになった時は、クラッチを切るのではなくて、アクセルを更に開いてください

この時、クラッチを緩める速度は変えないようにします。

エンストはクラッチを切るのではなく、アクセルを開け、もっとパワーを与えることで防止するようにします。

これを意識すると、最初のうちは信号待ちの度にエンストすると思います。でもめげないで頑張ってください。しつこく繰り返していると、エンストしなくなります。

さらに続けていると、クラッチを緩める速度がどんどん早くなっていきます。

そのうちに、半クラッチを殆ど経由せずに、いきなりエンジンを繋げるようになります。

 

これが出来るようになると、バイクの走り出しが大変スムースになり、1速のパワーを100%使ってスタートできるようになります。もちろんエンストも爆音もありません。

念のため書き添えますが、目指すのはスタートダッシュではありません。スムースな発進です。

急発進は多少の無鉄砲さがあれば、誰でも出来ます。

目指すのは、無理も無駄もないスムースな走り出しであることをお忘れなく。

 

どうしても下りのカーブが怖い

最後はこんな下りカーブの攻略です。

これは私も慣れるまでに苦労しました。

怖いんですよね、曲がり切れないような気がして。バイクの速度をどれくらい落せば良いのかも分かり難いですし。

下りカーブ攻略のポイントは3つです。

1.目線は常に「カーブの一番先」
2.リアブレーキとアクセルを同時に使う
3.体重を曲がりたい方にかける

ではこの3つを説明します。

 

目線は常に「カーブの一番先」

目線は普通のカーブの時と同じです。常にカーブの先に先にと視線を送ります。

決して、ガードレールを見てはいけません。怖くてもじっと我慢です。

出来れば目線だけでなく顔ごと、もっと言えば胸から上は全て向けてしまってください。

そうすればさらに曲がれます。

この視線と姿勢をイメージしてください。

 

リアブレーキとアクセルを同時に使う

バイクの場合、リアブレーキを踏みながらアクセルを開けることが有ります。

そうすると低速でもバイクが安定します。

教習所で一本橋の時に習いませんでしたか?

視線を遠くに!
ニーグリップをしっかり!
アクセルは閉じない!
クラッチを切らない!
速度調整はリアブレーキで!

思い出しましたでしょうか。
それと同じ方法です。

 

カーブに入る前にフロントブレーキを使って減速します。

曲がり始めたらフロントブレーキは戻して、アクセルを閉じないでリアブレーキを軽く踏みながら曲がり始めます。

もし減速し過ぎたら、リアブレーキを緩めてください。

バイクが曲がったなと思ったら、リアブレーキを戻してアクセルを開けます。

実はカーブの途中、車体が傾いている状態でアクセルを開けると、バイクは更に曲がります

 

バイクは動力が伝わっている間は転びません。

転ぶのはアクセルを戻して動力がなくなった時です。

ですから、転びそうになってもブレーキを掛けてはいけません。

転びそうになったら、アクセルを開けるのです。

 

もしもこの一連の動きに不安を感じるなら、最初は自転車で試してみて下さい。

ある程度速度が出ている状態でカーブを曲がるときは、完全に曲がり切る前にペダルを踏んでいるはずなのです。

カーブが終わるポイントでペダルを踏むと、自転車が一瞬ぐっと曲がり、その後すぐに車体が起きて直進し始めます。それを感じてみて下さい。

実は殆どの方が体で覚えているのです。その感覚をバイクに転用すれば、バイクのカーブも直ぐに出来るようになります。

 

体重を曲がりたい方にかける

平地のカーブの時には普通に行っていることが、下りカーブでは難しくなってしまいます。

緊張して体に力が入り、体重移動が出来なくなるのです。

その為、下りの時は少し大げさに体重を移動します。

体が緊張しているので、少し意識を変えましょう。

バイクのリアショックをお尻で押すようにしてみてください

曲がりたい方のリアショックをお尻で押す感じです。

この矢印の方向に押してください。バイクの斜め後方に体重を預ける感じです。

 

そうすれば、車体は自然と曲がります。(リアショックが2本無いバイクでも、あるつもりで押してくださいね)

お尻に意識を向けると体が起き上がって腕の緊張感が抜けますので、バイクが曲がる動きを腕が邪魔することも防止できます。

上手に体重がかけられれば、このような姿勢になるはず。

 

 

1.目線は常に「カーブの一番先」
2.リアブレーキとアクセルを同時に使う
3.体重を曲がりたい方にかける

この3つが出来れば下りカーブは克服できます。

下りカーブが克服できると、走れる道が一気に増えますので、頑張ってください。

ちなみに参考例として写真を載せた下りカーブは、私のお気に入りの金精峠にあるカーブです。

こんな場所です。

 

 

栃木県の日光の奥、中禅寺湖から群馬県に抜ける素晴らしい道です。

下りカーブが怖くなくなったら、ぜひ行ってみてください。

 

自分の練習コースを作ろう

今回紹介した内容は、どれもバイクに乗っているときに意識しらながら走れば、すぐにマスターできる事項ばかりです。(下り坂カーブは少し時間がかかるかもしれません)

ですが意識してないと、いつまでたっても出来ません

そこで楽しみながら練習する方法をご紹介します。

自分のお気に入りの場所の中から、走り易い道路だけを使って行ける所を一つ思い浮かべてください。

片道1時間くらいで行ける場所が良いと思います。

その場所が決まったら、週に1回程度でよいので、繰り返しその場所に行ってください。

そして信号待ちの度に、ブレーキのかけ方とエンジンのつなぎ方を、カーブの度に、目線の送り方を意識して走ってください。

毎回、同じ道を走るようにしましょう。見知らぬ道だと道路に意識が行ってしまい、乗り方の練習になりません。

これを続ければ、格段にうまくなります。

 

私も乗り始めの時は、毎週日曜日の早朝に羽田空港まで走っていました。空港の近くにバイクを置き、空港の展望台に上って、サンドイッチを朝食として採りながら、飛行機の発着を見てました。

練習と言いながら、毎週気分良い日曜日を過ごせていましたよ。

 

ぜひ、楽しんでバイクに乗ってください。

上手く乗れるようになると、行ける場所がどんどん広がり、乗れるバイクもどんどん増えます。

楽しみながら頑張ってください。

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