強制保険未加入が200,000台 信じたくないけど本当らしい
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自賠責保険に入っていない車が20万台ほど走っているようだ。」と国土交通省が発表しました。

「保険が切れていることを気付かない方もいる」という前置きは付いてますが、気付かないで済むことではありません。

自賠責保険に入らないということは、事故の時に全ての責任(場合によっては数億円)を自分で引き受けるということなのですから。

 

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無保険車20万台

 

日本全国で保有されている車は8000万台強ですが、国交省の調査によると、そのうち車検が切れている自動車は2017年度末で約510万台(クルマ+バイク合計)もあります。ほとんどは車検が切れた後、放置された車とみられており、実際510万台のうち約345万台は5年以上車検が切れたままの車だそうです。

しかし、車検切れのまま公道を走っている車も国交省の試算から20万台ほどいるとのことで、ドライバーが気付かないまま乗っているのか、切れているのを知っていて乗っているのかは不明ですが、20万台という数字には驚きです。

出典(写真とも) : Carview

 

この記事は、車検切れの摘発のために、車のナンバーの自動読み取り装置を活用することが決まったという内容です。このシステムは速度違反取り締まり(いわゆるネズミ捕り)と同様に携帯が可能で、車検切れの車を瞬時に判断し、その場で検挙が可能とのこと。

 

バイクはチェック対象外だが

このシステムはバイクには対応できないのですが、他山の石としてもう一度保険を見直すキッカケにしましょう。

自賠責保険も任意保険も、他人の為に掛けるものではありません。万が一の時に必要となる被害者への賠償金と自分の治療費、そして最悪の場合には残された家族の生活費のために掛けるものです。

保険は確かに高い出費です。そして殆どの方の場合には、払っただけで何ももらえないで終わります。

ですが保険に加入していたおかげで人生を棒に振らずに済んだり、保険に入っていなかったために家族が崩壊した人がいることも事実なのです。

 

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違反金35万円⁉ 安い安い‼

今回の警察の取り組みは是非とも活発に行って欲しいものです。

もし検挙されて「ふざけるな!」と感じたなら、その時は落ち着いて考えてみて下さい。もし検挙されずに、保険に加入せずに、事故を起こしたとしたら、いったいどれほど後悔するでしょうか?

上記の記事では車検切れで罰金35万円を払ったというエピソードが紹介されていますが、検挙されたことで防止できたリスクを考えれば、35万円どころか100万円でも安いと思います。

検挙云々ではなく、自分の問題としてもう一度保険を考えるきっかけとしませんか?

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