保険が無効になるとは、保険の契約が最初から無かったとして扱われることを言います。
無効の原因となるのは、主に、告知義務に違反した場合です。
告知義務違反が有ると、「そもそも契約の前提条件が違う」とされるのです。
無効となるのは、「事実と異なることが判明したとき」に「保険会社からの通知により」無効となります。
保険にいつ加入したかは、あまり関係が有りません。
例えば契約者の名前が違うとか、過去に保険事故を起こしていたのに、それを隠して保険の契約を行っていた場合に、保険会社が無効を主張してきます。
「事故歴が有ることを知っていたら、今の条件での加入は認めていなかった。」と主張してくるのです。
普通に保険契約を締結すれば、無効の対象になってしまうことは先ずありません。
但し嘘を付くと無効を申し渡される確率は一気に上がります。
当たり前ですが、嘘はいけません。
また、「何を聞かれているか分からなかったので適当に答えた」ことが原因となることも考えられます。
インターネットでの保険契約は大変簡易ですが、以前は保険代理店が担っていた「専門用語を説明する」という機能が損なわれている部分が有ります。
安さと引き換えに、加入者がその部分を引き受けていることを認識しましょう。
分からない言葉は保険サイトに詳しい記載が有りますし、当サイトの「バイク保険の基礎用語」では用語の説明だけでなく、それに関連した注意事項も記載していますので、これらを活用し、誤解のない保険契約を行ってください。