ライダーの年齢に制限を付ける代わりに、料金の割引を受けられる制度です。
若年者ほど事故を起こしやすいため、年齢が若いほど保険料の割引率が悪く、料金が高くなります。
現在の保険は「リスク細分化」保険と言われますが、この年齢による割引料率の差が、リスク細分化の影響が最も顕著にでる項目と言って良いでしょう。
殆どの保険では年齢層を次のように区切っています。
- 全年齢担保 ： 年齢制限なく、免許保有者であれば補償します
- 21歳以上担保： 21歳以上のライダーのみ補償されます。20歳以下は事故にあっても補償されません。
- 26歳以上担保： 26歳以上が補償対象です。
- 30歳以上担保： 30歳以上が補償対象です。
これらの年齢はライダーのみが対象です。
後ろに乗っている方の年齢が制限されることはありません。
また、別居の家族や知人についても制限は加わりません。
この割引は格差がが大きく、特に全年齢担保から21歳以上担保への切り替えは、割引率がかなり変わります。
切り替えは契約期間の途中でも可能ですが、手続きは自分から申し出なければなりません。
21歳になったら忘れずに手続きをしましょう。
