子供がバイクに乗りたいと言ったら
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子供が ”バイクの免許を取りたい” ”バイクに乗りたい” と言ったら、積極的に応援して、正しい方向に引っ張って行きましょう。

いくらバイクを禁止しても、何れ免許を取ってバイクに乗るのです。

そうであれば親の手の中にあるうちに正しい方向に導いた方がどれだけ子供の為になるでしょう。

バイクを通じて子供に「責任とは何か」を教えることも出来るのです。

 

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バイクは危険? 全くその通り!

最初に白状してしまいますが、バイクは危険な乗り物になり得ます。

乗り方を誤ると重大な事故につながりますし、車と違って体がむき出しなので、ケガをしやすいというのも本当です。

ですが事故のリスクとうまく付き合うことは出来ます。

次の表が示すように、バイクの事故の4割弱は単独事故なのです。

つまり自分の心掛け一つで防げる事故が多いのです。

 

東京都内の二輪車死亡事故原因数と構成比率(2015年)
単  独 37.5%
右 折 時 20.0%
追  突 12.5%
正面衝突 10.0%
左 折 時 5.0%
出会いがしら 7.5%
人対二輪車 2.5%
そ の 他 5.0%

 

さらにライダー自身も「バイクは危険」と認識しているので、ケガを防止する装備としてヘルメットだけではなくプロテクターを積極的に着用するライダーが増えています。

私は常にプロテクター入りのジャケットを着用してバイクに乗りますが、私の目から見ると薄いシャツ一枚でスピードを出しているロードバイクの方がかなり危険に感じます。

バイクは確かに危険性を含んではいます。しかしそれはコントロールできる危険性です。

子供がバイクに乗りたいと言ったら、いくら禁止しても何れ乗るでしょう。

どうせ乗ってしまうならば、親がコントロールできるうちに正しい乗り方が出来るように導いてあげた方が、子供の為になるのではないでしょうか。

 

バイクの危険が大きいとは、責任が大きいということ

子供に正しい乗り方を教えるとは、決して技術を教えるということではありません。また交通ルールを守るよう、説くことでもありません。

私がいう正しい乗り方とは、バイクに乗ることで抱える様々な責任をきちんと把握して、それに対する対処を怠らせない乗り方です。

危険であるからこそ、負う責任も大きく、そこから学べることも多いのです。

子供が未成年のうちは親が守ることが出来ます。親が守れるうちに、子供にとって最も危険な初心者の時期を超えさせましょう。

子供に教えるべき「責任」が何であるかは各家庭によって異なると思いますが、私の場合には大きく3つあると考えています。

  • 自分に対する責任
  • 他人に対する責任
  • 家族に対する責任

 

バイクで生じる【自分に対する責任】

自分に対する責任とは、自分の体を守ること。親に与えられた体に傷をつけないという責任です。

先ずは事故を起こさないようにします。これは交通ルールを守るということだけではありません。上手に乗れるようにするということです。

例えば初めて自転車に乗るときには、交通量が無い場所で繰り返し練習させたと思うのです。バイクも同じです。慣れないうちには練習させるべきです。

免許を取った後に警察主催の二輪講習会などに参加させるようにしてください。あまり知られていませんが、実に多くの講習会が開催されています。

上記リンク先は東京の例ですが、各都道府県警でも同様の講習会を開催しています。各県警が連携してなく情報が集めにくいのには閉口しますが、県警に問い合わせれば教えてもらえます。

最初は「初級オートバイ教室」に準じたクラスに参加させるといいと思います。内容は教習所で行っていたこととほぼ同じなので、本人も安心して参加できるでしょう。

体験記が公開されているのでご覧になっていただければ、内容が分かると思います。(レディースデイの体験記ですが、その他の日でも行う内容はほぼ同じです。)

免許を取る条件として、免許取得後はこのような講習会に参加することを約束させて下さい。最低でも4回程度は参加させましょう。

この講習会では実に多くのことを学べますが、最も重点が置かれるのは「キチンと止まれること」です。車と違ってバイクはブレーキの掛け方が下手だと直ぐに転ぶのです。

ライダーもそれが分かっているので、最初のうちは急ブレーキがかけられません。これが事故の大きな原因となります。この恐怖心を徹底的に消し去るのです。

この講習会の効果は技術上達だけではありません、もう一つ別の効果が有ります。【憧れ効果】です。

講習会場には白バイが来ていて、かなりの頻度でお手本を見せてくれるのですが、その技術の高さには大人でも羨望の眼差しを向けてしまいます。

白バイ隊員の技術とは決して早く走ることではありません。低速でも安定してバイクを操る技術と安全に停止する技術です。これらの技術を磨けば事故の回避能力は格段に上がります

彼らの技術は、同じバイク乗りとして見ていてカッコ良いので、自然とその走りを真似したくなります。つまり「安全な走り方=カッコ良い走り方」という意識になるのです。

この【憧れ効果】は私も体験しています。効果は絶大で、おかげで未だ無事故です。

 

バイクで生じる【他人に対する責任】

これはバイクは交通事故の加害者になる可能性があることを、キチンと分からせるということです。

その教材として、任意保険の加入プランを一緒に検討してみて下さい。

事故によって他人に与えた損害は、金銭でしか償えません。ごめんなさいでは済まないのです。

せめて身体に傷を負った方が経済的にまで困窮することが無いように、十分な補償を備えた保険を一緒に考えてみて欲しいのです。

将来の危険を取り除くために、平時から手を打っておく。これは大人の発想です。

バイクを通じて大人の発想を教えて下さい

保険を検討すると、バイクに乗ることで抱えるリスクが全て浮き彫りになりますから、その一つ一つを自分の問題として考えて欲しいのです。

この検討は、社会に出るとはどのようなことなのか、大人の責任とは何なのかを知る良いキッカケにもなるはずです。

 

バイクで生じる【家族に対する責任】

先ずは未成年の罪は親も連帯して負うことをキチンと分からせましょう。親はその覚悟を持って、子供がバイクに乗ることを許すのだということを理解させてください。

若いうちは「バイクでケガをしても自分の責任だから」と根拠のない開き直りをするものですが、決して自分だけで負いきれる責任ではないことを分からせることは大変重要です。

この際にも保険の検討は役立つツールになるはずです。

 

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子供がバイクに興味を持ったら積極的に応援して正しい方向に導く

子供がバイクに乗りたいと言ったら、是非ともチャンスと捉えて下さい。先に挙げた3つの責任をキチンと分からせる大きなチャンスです。

仮に子供がこれら3つの責任を授業で聞いても、あまり頭には残らないでしょう。ましてや自分自身の課題としては受け取れるはずもありません。

しかしバイクに乗ることで同時に負う責任であれば、理解も深まるはずです。なにせ子供はバイクに乗りたいのですから。

幾ら親が反対しても、何れ子供はバイクに乗ります。であれば親の指導が効くうちに、何かの時には保護者として守ってあげられるうちに、正しい乗り方と責任の負い方を教えてあげて欲しいのです。

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