事故として保険会社から補償を得たとしても等級に影響がない事故のことを指します。
以下のような事柄を原因とする保険請求が等級据え置き事故として扱われていました。
- 火災や爆発による車体の損害
- 盗難
- 動乱・デモなどに伴う暴力行為や破損行為による被害
- 飛び石や飛来物、落下物などによる窓ガラスの破損
- 車体への落書きやいたずら
- 台風、竜巻、洪水、高潮等による被害
実はこの「等級据え置き事故制度」は2013年10月に廃止されています。
その為、現在では上記のような、「契約者には防げない事故」で保険請求をした場合でも等級が下がります。
通常の交通事故のように3等級の下落にはなりませんが、1等級の下げとなるのです。
等級が下がると、翌年の保険は1等級下げ+事故あり等級の適用となりますので、保険料が上がるかもしれません。
いくら模範的なライダー・ドライバーでもこれらの破損を防ぐ事は出来ません。
それなのに、評価を下げられるとは、、、
一体保険とは何なのか? ちょっと首をかしげる改悪です。