はじめてのバイクの選び方 ②
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前回の記事 : はじめてのバイクの選び方①

先ず、出来るだけ多くのバイクを見ましょう。

カタログやネットではなく、実際に販売店に行って見ることが大切です。

バイクは車と違って自分の体格と、バイクの大きさのバランスが操作性に大きく影響します。

バイクの大きさは実際に見ないと分かりません。

 

目次

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出来るだけ多くのバイクを見よう

出来るだけたくさんのバイクを見ましょう。

バイクブロスなどの中古バイクサイトで見ても良いのですが、それと並行して大規模店で、実際のバイクも見るようにします。

大規模店とは次のような店舗です。

SOX

レッドバロン

バイク王ダイレクト販売

もちろん、これらのバイク店でなくても大丈夫です。

これらの会社のウェブサイトを見れば、「大規模店」がどの程度のスケールで車両を扱っているかが分かると思います。

目安としては、、このような店舗です。

 

SOX

 

レッドバロン

バイク王

 

自分の好きなメーカーのバイクだけを扱っているような店では無く、出来るだけ幅広い種類を扱っている店を見て下さい

どの店でバイクを買うかは後で決めれば良いのです。

バイク雑誌に頻繁に広告を出している販売店や、教習所に広告を置いているバイク店でも良いので、とにかく沢山のバイクを見ましょう。

 

実際にバイクを見てわかること

何故カタログだけで買う候補を絞り込まない方が良いのかと言いますと、車体の大きさや重さが実際に見てみないと分からないからです。

例えば同じ400ccのバイクでも、重さにはこれだけの差が有ります。

SR400 174kg
CB400  199㎏
イントルーダークラシック 275kg

実際に車両を見てみると、重量の差は数値以上に大きく感じるはずです。

それに加えて、カタログでは気にも留めなかったバイクが、とてもカッコ良かったり、その逆に実際に見るとイメージが違ったりするバイクも有ります。

色々なバイクを見ることで、自分の好みに合うのが、どのようなバイクなのか、そのバイクがどれくらい流通しているのか、また価格はどれくらいなのかが大まかにつかめてきます。

気になったバイクが有ったら、店の人に頼んで跨らせてもらいましょう。

実際に走らなくても、跨るだけで自分に合ったバイクかどうかは結構わかるものです。

特に「足がどの程度付くか」と「ハンドル位置が遠すぎないか」は重要なポイントです。

 

バイクを知っている人に手伝ってもらう

車体を見に行くときには、出来ればバイクに乗っている人に付きあってもらいましょう。

バイクに詳しい人でなくても大丈夫です。

バイクに乗っている人であれば、あなたがバイクにまたがっただけで、扱えるかどうかが想像できます。

それに加えて、私のようにバイク店にとっての「良いカモ」となってしまうのを防ぐこともできます。

 

何度か実車を見たらネットで相場を調べる

沢山のバイクを見ていくうちに自分の欲しいバイクが絞り込まれてきます。

そうしたら、バイクブロス等のサイトで価格を調べましょう。

年式が古いほど同じバイクでも価格の幅が大きくなりますが、決して価格だけで選ばないでください。

決して安い車両に飛びついてはいけません。

残念ながら、安くて品質が良いバイクは有りません

 

走行距離に惑わされない

中古バイクの価格は走行距離によって、かなり変わります。

走行距離が10,000kmを超えたあたりから一気に安くなります。

そうすると買う側としては「何か問題が有るのかな?」と不安になりますが、走行距離は目安でしかありません

例えば400cc以上のバイクの場合、殆ど乗らないで放置されていた走行距離3,000kmのバイクと、頻繁に乗って定期的に整備が行われていた走行距離15,000kmのバイクでは、15,000kmの車両の方が格段に状態が良いはずです。

この傾向は日本車では特に強く、15,000km程度走った車両でも、整備がきちんとされていれば、実用には全く問題ありません

ですから最初のバイクであれば、走行距離10,000km~20,000kmくらいまではターゲットに含めても問題ないでしょう。(400ccに満たないバイクの場合には、構造上の強度が若干落ちるので、15,000km位までに抑えましょう。更に125ccに満たないなら、10,000km以下にした方が無難ではあります。)

但し! 買う先には注意してください。

10,000km以上走ったバイクを個人売買で買ったり、自宅から遠い店で買うのはリスクが大きすぎます。

 

250ccでもキチンと乗ればここまで走るのです!

最初のバイクの選び方 ③ に続きます。

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