ノーカウント事故とは、保険請求を行っても翌年の等級へ影響を与えない事故のことです。等級が据え置かれるので、等級据え置き事故とも呼ばれています。
一方で等級に影響を与える事故はカウント事故と言います。
実際にノーカウント事故とされるのは、保険金は支払われるものの、その内容が次の保険金だけだった場合です。
これらの支払いだけだったということは、「賠償を行っていない」ことを意味します。
つまり事故により誰かにケガをさせたとか、他人の物(公共の物を含みます)を壊したとかの理由で、お金を支払っていない場合を指すのです。
自損事故で他人の物は何も壊していないとか、逆に事故の相手が100%悪い事故(追突など)が該当します。