「保険と聞くと、なんだか自分には関係ないような気がします。」
「別に何かが手に入るわけでもないし、お金の無駄じゃないですか。」
「未加入の人も多いって聞くし、本当に保険に入らないといけませんか?」
FPをしていると、こんな声に接することが有ります。
そんな気持ちになったら、この数字を見てみて下さい。
目次
ライダーの50人に1人は事故でケガをする
125CC以上のバイクの53台に1台はケガをする。
3,571台に1台は死亡する。
125CC以下のバイクの63台に1台はケガをする。
9,091台に1台は死亡する。
これは国土交通省が発表している平成28年の統計から算出した数字です。
因みに四輪自動車の場合は200台に1台がケガ、50,000台に1台が死亡です。
バイクの方が、圧倒的にケガをする可能性も、死亡する可能性も高いのです。
(この数字について、詳しい内容を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。)
また、次のことも考えてください。
事故の加害者になったら、給料を一生涯持っていかれる
重大事故の加害者になっても、被害者になっても、数百万~数億のお金が必要になります。
一方でサラリーマンが一生涯にもらう給与と退職金の平均は、2億7千万円程です。
人身事故を起こすと、一生涯の収入の殆ど全てを持っていかれます。
これまでの条件を合わせると、このような結論になります。
ライダー50人に1人くらいは保険の世話になる
バイク乗りの50~60人に一人は、警察を呼ぶほどの事故に遭遇して、数百万~数億のお金が必要になる可能性がああります。
この数字は多少は悲観的な見込みです。ケガと言っても、打撲などの軽傷が殆どでしょう。
しかし、軽い打撲で済むか、半身不随になるかなんて、転んだ場所に何が有るかで変わるものです。
最後にご紹介したいのは次の事実です。
あなたの自賠責保険で、あなたのケガは治せない。
あなたの自賠責保険で、あなたのケガは治せません。
自賠責保険は、あなたのバイクでケガをした人の為に使われます。
あなたの為には使われません。
(詳しくはこの記事をご覧ください)
ここまでの事柄を把握しても、まだ保険に入るのを躊躇するとしたら、自分の将来を捨てているのと同じです。
それと同時に周りの人の人生も危険にさらしています。
任意保険はゼッタイです。
入らなければいけません。