バイク保険の相場 26歳~29歳
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20代後半になると、任意保険料が急に下がり始めます。

バイク保険料を高くする最大要因である「全年齢適用」が外せるからです。

特に無事故を心がけてきた方は、等級アップと年齢条件の緩和がダブルで効き、まさに実りの時期を迎えます

これまでの苦労の結果を思いっきり享受して下さい。

ここでは参考として、保険会社大手2社と全労済の見積内容を掲載しています。

実際の見積もりを取る前に、バイク維持費の参考として使っていただければと思います

参考記事 : 任意保険の保険料はどのように決まる?

 

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見積もりの前提

見積もりは以下の条件をもとに、三井ダイレクト、チューリッヒ、全労済に作成してもらいました。

【見積もりの条件】

  • 初めてバイクの保険に加入する(等級は6等級です)
  • 用 途  レジャー使用
  • 居住地  東京
  • 対人賠償対物賠償はいずれも無制限
  • 車両保険無し
  • 排気量  125CC未満と125cc以上の2区分

バイクの保険の排気量は、125cc未満と125cc以上の2区分に分けられています。つまり50cc~125cc未満は全て同じ保険料であり、125cc以上はどれだけ大きくても同じ保険料です。

2018年5月注記:一部保険会社が区分の変更を始めました。400cc未満とそれ以上で保険料が異なる可能性が有ります。 

 

また、自分のケガに対する補償としては、次の2パターンを見積もっています。

  • 搭乗者傷害保険300万を契約し、人身傷害保険は付保しないケース
  • 人身傷害保険 3,000万(搭乗中のみ補償)を付保し、搭乗者傷害は付保しないケース

後に掲載する一覧をご覧いただければお分かり頂けますが、搭乗者傷害を選ぶか、人身傷害を選ぶかで保険料が全く違ってきますので、あえてこの部分は2パターンに分けて検証しました。

尚、全労済は保険金額の最低設定が通常の保険より少し高くなっています。

その為、全労済に限り搭乗者保険500万、人身傷害保険5,000万円で算出されています。

これら設定は金額の比較のために行っているもので、補償内容として推奨している訳ではありません。

 

等級が高ければもっと安くなる

等級がもっと高い方は、ここに掲載されている保険料より安くなります。

実際の割引率は会社により異なりますので、最終判断は保険会社からの提示を確認した上で行ってください。

Point
バイク保険の一括見積を行うと、各社がマイページを作ってくれます。
マイページ内では保険料のシミュレーションが可能。等級による変化だけでなく、バイクの種類による保険料の変化も確認できます。

 

見積もりの結果

年間保険料はこのようになりました。

 

搭乗者傷害を契約した場合

先ずは搭乗者傷害を付けて、人身傷害を付けない場合です。

人身傷害よりも搭乗者傷害の方が保険会社が支払う(自分がもらえる)治療費が安くなる傾向にあるので、保険料も安くなります

 

125ccまでのバイクで搭乗者傷害を選択した場合

<クリックで拡大します>

125ccまでのバイクについては、全労済が最も安くなりました。

走行距離に関わらず、保険料は一定です。

ただし全労済のマイカー共済は、バイクに限りロードサービスが付きません。

2018年11月4日追記 : 2019年より全労済のバイク保険でもロードサービスが使えるようになります。

バイクもOK! 全労済のロードサービスがパワーアップ

125ccまでのバイクならば、全労済はかなり使い勝手が良い保険です。

 

125ccを超えるバイクで搭乗者傷害を選択した場合

125ccを超える場合の見積額はこのようになりました。

<クリックで拡大します>

125ccを超えると、250ccのオフロード車でも、1,300ccのアメリカンでも保険料が同じになってしまいます。

250ccクラスに乗る方には少し酷な条件ですね。

三井ダイレクトが検討しています。走行距離の制限がなくてこの金額であれば、かなり良い保険です。

 

人身傷害を契約した場合

次に搭乗者傷害ではなく、人身傷害を選んだ場合です。

人身傷害は搭乗者傷害よりも多額の保険金が支払われることがあるので、保険料も高くなります

 

125ccまでのバイクで人身傷害を選択した場合

チューリッヒは20歳代の方に人身傷害を適用しません。そのため三井ダイレクトと全労済を比較します。

全労済は125ccまでの料金が、かなり安いです。 125cc未満の捉え方がファミリーバイク特約に近いように感じられます。

<クリックで拡大します>

但し、あなたの等級が高いなら、割引が効き、三井ダイレクトの料金が下がってきますので、自分の等級を反映した見積もりを得たうえで、両社の比較検討は必ず行ってください。

 

125ccを超えるバイクで人身傷害を選択した場合

125cc以上のバイクで、人身傷害を付保した場合です。

<クリックで拡大します>

走行距離が2,000kmに満たなければチューリッヒを選択するのが安いのですが、それ以上の走行距離ならば走行距離に関係がない全労済か、三井ダイレクトからの選択になります。

一括見積を上手に使って答えを出す、典型的なパターンです。

 

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20代後半の保険の選び方

この年代は、ライフスタイルが大きく変わる方が多くいます。

ライフスタイルが変わったら、保険の見直しを積極的に行いましょう。

例えば仕事が忙しくなりバイクに乗る機会が減れば、チューリッヒなどの走行距離に応じて価格が安くなる保険会社に切り替えた方が良いでしょう。

さらに結婚して家庭を持つと「生命保険」「がん保険」「自動車保険」「火災保険」などの保険に加入する方が増えますが、これらの保険の中にはバイク保険と重複する補償が含まれています。

保険の重複が良く起こるのは損害賠償責任や弁護士特約です。

例えば火災保険に付いている損害賠償補償は、住宅だけではなく日常の賠償責任までカバーする内容となっています。

一方でバイク保険にも、バイクに乗っていない時の賠償をカバーする特約が付けられます。

既に火災保険でカバーされているにも関わらず、バイク保険にこの特約を付けてしまうと、保険料の無駄払いが生じます。

このような重複項目を整理し、必要最低限のプランとすれば、全体の保険料を抑えることが出来ます。

 

補償重複を避けて保険料だけを下げる

補償の重複を避ける具体的な方法は、バイク保険の見積もりを取る際に「補償が重複する可能性があります」と明記されている補償項目の内容をよく吟味することです。

この確認は少々手間がかかりますが、保険は一回契約すると1年以上保険料を払い続けるのですから、時間を取って整理しましょう。

また家族を持つと、事故により収入が得られなくなった場合に、家族まで巻き込むことになります。

そのリスクに備えるなら、年齢条件や等級効果でバイクの保険料が下がった分を、家族を支える内容の保険に回しても良いでしょう。

家族を守るための補償として、検討できるものに収入補償特約がありますが、実はバイク保険の「人身傷害特約」には収入に応じた補償が含まれています。

一方で「搭乗者傷害」では収入減は補償されませんので、人身傷害を積極的に検討することをお勧めします。

ただし、人身傷害特約も他の保険と重複する場合がありますので要注意です。

 

このように様々な要素が絡み合ってしまうので、保険選びが複雑になってしまいますが、他の保険と合わせて横断的に保険内容を検討するとより多くの効果が得られますので、一度時間を取って検討してみてはいかがでしょうか。

ご参考として、ファイナンシャルプランナーが実際に保険を見直した際の手順を、こちらに載せていますので、ご覧になってください。

 

結局保険に幾らかかるのか

20代後半の相場を調べてみましたが、参考になりましたでしょうか。

多くの価格が出てきてしまっているので、結局幾らかかるのか、金額が掴みにくいと感じた方も居るのではないかと思います。

保険料は実に様々な要素で変わります。結局のところ、一人ひとり値段が違ってしまうのです。

もっと現実的な保険料を知りたい場合には、次の条件で、見積もりを取ってみて下さい。

最も基本的な保障内容です。

見積条件①

年間走行距離 : 3,000km

対人賠償責任 : 無制限

対物賠償責任 : 無制限

人身傷害保険 : なし

搭乗者傷害  : 1,000万円

見積もりを依頼すると、保険会社がマイページを作ってくれます。そうしたらそのページの中で条件を次のように変えて下さい。

こちらの条件は、お金をかけてでも良い補償を得ることを考えています。

見積条件②

1.人身傷害保険を3,000万円にする

2.搭乗者傷害を外す

この2つの条件で算出された金額をベースに予算を立てて下さい。

最終的な金額はこの2つの価格の間になるはずです。

見積条件①が最低限の価格です。これ以上保障内容を下げてしまうと、事故の際に負う金銭的なリスクが大きくなりすぎます。

金額を検討する中で、保険に掛けられるお金に余裕が有るならば、見積条件②を選ぶことを検討してください。

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